パシっと説明したい。

猫好きの生徒がいるので、今日の授業で、このステッカーの吹き出しを説明したい。 英語では、”slap"だよね、この状況。 SとPが入っていて、共通点がある。

普段、日本語の擬音語、擬態語、どんな風に説明しているかを紹介する。 結構手が混んでいる。

まず、無声音、(声帯が震えない音)pとshは、小さく、軽く、鋭い、感じを出している音だ、と言う。 いつもは、キラキラとギラギラ、コロコロとゴロゴロの対比例をあげる。

次に、pの音は、両唇音(上下の唇を合わせて弾く音)で突然という感じを与える、と説明する。パッと出る、のようにね。プンプン怒る、でもいい。

残りのshは、歯茎摩擦音(上の歯茎と舌先を摩擦する音)静かで、速い動きに使われます、とか言う。 シーン、で沈黙を表す、などと例を挙げる。 英語でもsilentだよね、sh音じゃないけど。

 

人間、動物の動きの描写はまだ楽です。 厄介なのは、ネチネチ言う、とか、ウキウキする、とか、気持ちの動きです。 パシっと説明できません。