ストロークのすすめ。

ストロークと言っても、脳卒中のススメではない。

自分や他者の存在を条件づけをせずに認めて、肯定的な言葉や思い、ジェスチャーを投げかけることだ。 投げるので、ストロークという。 ペットなどを撫で撫ですることもストロークです。 アメリカの小中学校では、教室内で、一人ひとりに、言葉がけをするストロークの時間をとったりします。

私は期せずして、このストロークをご近所の奥さん連中から受けたことがある。 私はその時、失恋した直後で、しかも年齢が30代後半にかかっていた。 阪神大震災に遭い、出たくもなかった西宮市を去ることになって拗ねていた。その時、たまたま一人で喫茶店に入ったら、知り合いのおばさま達が女子会をしていたのだ。 成り行きで、その状況を愚痴ったら、全員から一人づつ、「いや、貴女には素敵な男性が現れる、幸せな結婚をするよ」等の言葉をかけられたのだ。 座った椅子の配置が、(屋外のテラス席だった)ちょうどそのアメリカの学校でストロークをするときの半円状、私がゴールキーパーの位置だった。 で、私はその後、本当にすぐに結婚をすることになったのだ。 優しい方達だったけど、ストロークなどどいう心理学の手法をご存知だったとは思えない。

何か叶えたいことがあるならば、私は、自分でやる引き寄せ、とかより、友達集めて、ストロークしてもらうことを勧める。 

しかも、その奥さん方の一人なんか、超能力でもあるのか、冗談だったのか、「あなた、アメリカ人と結婚するわ」と言ったのだ。 私は素直でないから、「今から、外人の多い神戸から離れるのに、そんなことあるわけない」と返したのまで覚えている。 この時の映像、ビデオに撮っとけばよかったと思うよ。