アメリカ人の好きなところ。

私は暗くみられる。気がつくと、面長で憂鬱そうな表情をしている自分が悪い。でも占星術でいう、アセンダント天秤座の為か、自分に似合う洋服等を選んで、それを着こなすことができている、と自分で思う。 

こっち(北米)に住んでいると、知らない人から時々声をかけられて嬉しくなる。 「そのスカーフ素敵ね。」とか「粋なジャケット」とか褒められのだ。 女性だけでなく、(見た目で判断するけど)ゲイの男性とかが、そういう時は、私の装飾物でなくて、私の姿をじっととらえて、街の通りとか、お店とか、トイレの鏡の前で、声かけをしてくれる。

このような経験を日本でした事はない。 知らない人に声をかける文化でないのは理解しているけど、知り合いからもないのだ。 友達が私の着ているセーターに目を止めることは普通にある。でもその場合は、必ず、「それ、どこで買ったの?」とくるのだ。 私自身を褒めてくれるとか、似合っているよ、とかに行かないことが多い。 (ちなみに、こっちでは、褒められた後、それはどこで買ったの、と聞かれたことは一度もない。)

自分の外に関心が向いて、他人を褒めることの出来る人種だから、きっと陽気に暮らせるのだ。